建築学科の大池です。
日本に帰国してもう1週間がたちました。
それでは、タイ高校留学(PCSHS‐Trang×NITAC Student Exchange Program 2019)を振り返ろうと思います。
留学前
なぜタイ高校留学をえらんだのか
初めから僕はタイ高校留学に参加しようと思ってはいませんでした。
建築を学べる「香港研修」に参加するつもりでした。(同じクラスから7人、香港研修に参加しているので是非、香港研修の留学ブログもご覧ください。)
しかし、
・タイ高校留学の定員にあきがあった
・寮でRA(レジデントアシスタント)をしている
との理由で先生からタイ高校留学に変更しないか?と
○今年からの研修なので未知の部分が多くおもしろそう
○募集人数が少なく友達に頼りきりにならない。
○今後のRAの活動に活かせるのでは。
と思ったので、タイ高校留学に変更しました。
事前準備
前期からトラン校の人とのテレビ電話での交流(計5回くらい)やバディとMessenger でのやり取りを行いました。
第1回目はバディたちと簡単な交流を
第2回目はなんとバディのクラスメイト全員登場!(クラスメイトの名前をあまり覚えては行けなかったですが)なんとなく入るクラスの雰囲気が分かり良かったです。
第3,4回目はバディとタイや日本について話し
第5回目はタイ側の学生は試験があるので、向こうの先生と留学中の2週間で行うプロジェクトについて話しました。
こちらのリスニング力がなく何回か聞き返し申し訳なく思いました。
また、事前学習(本当は2回だが4回行った)を通してタイの文化・特徴を学びました。英語は簡単な単語だけでも通じるということも。
寮では明石高専に来ているタイの学生から簡単なタイ語(1〜10と簡単な自己紹介)を教えてもらいました。
In Thailand
初日と2日目
そして、あっという間にタイへ飛び立つ日に
キャリーバッグの重量はあらかじめ確認をしておきましょう。
何人か重量オーバーをしてしまっていました。なんとか他の人の重量と合わせて大丈夫でした。
気をつけましょう。
機内からのタイの町 |
バンコクまでは関西空港から約5時間半。
スワンナプーム空港に着くとあのタイ文字が登場。
やっと海外に来た感じがしてきました。
バンコクからは国内線に乗り換えクラビへ(約1時間半)
クラビへ着いた時はもう19時。外は暗くなっていました。
そこからトラン校のバスで学校へ。
お迎えに来ていただいた先生、ありがとうございました。
空港から学校までは大体1時間45分くらいかかりました。
一般道なのにバスは時速100kmをかるく超えて走っています。(信号がほとんどなく、片側で3車線あるから?)
現地の人のバイクの乗り方に驚きました。
3人乗りやヘルメットなしで乗っている人が結構いました。
学校に着くとバディが待っていてくれました。
テレビ電話や、Messenger でしか交流がなかったので会えた時は嬉しかったです。
その後すぐ、食堂へ
ここで、夜ご飯を食べました。
日本の味とは違いタイだなぁと感じました。
夕食後は寮に案内してもらいました。
多くて4人部屋かなと思っていたらまさかの10人部屋。
けど着いた日は部屋にいるのは僕とバディの2人のみ(ほとんどの学生は家に帰っているみたい)
部屋に帰ってしばらくするとその寮の寮長を紹介してくれました。
その後は、シャワーの使い方、トイレの使い方(絶対に紙は流したらダメだよ、詰まっちゃうから)を教えてもらいました。
次の日は日曜日、休日です。
まずはホームセンター的なところへトゥクトゥクで向かいました。
トゥクトゥクは初めはテーマパークのアトラクションみたいに感じました。
が、次第になれていきトランの街並みを楽しめました。
ホームセンターは日本のとは少し違いました。
その後はトゥクトゥクで移動し、トランで1番古いお寺や教会を巡りました。
途中、昼食をとるために市場へ。日本では見ることができない光景でした。
トゥクトゥク |
学校
モーニングセレモニー
日本で覚えていったタイ語でなんとか乗り越えました。
毎日、モーニングセレモニーがありました。
晴れの日は国旗の前の広場、雨の日は広めのピロティで行います。
内容は国歌の斉唱、お祈り、そして先生のお話です。
全てタイ語、ごく稀に教えてもらったタイ語を聞き取ることができ嬉しかったです。
タイ語で進められることが多く理解が難しかったです。
図や数字が出てくるとなんとなく理解できました。
数学と体育は通じなくてもわかるので好きでした。
毎日、モーニングセレモニーがありました。
晴れの日は国旗の前の広場、雨の日は広めのピロティで行います。
内容は国歌の斉唱、お祈り、そして先生のお話です。
全てタイ語、ごく稀に教えてもらったタイ語を聞き取ることができ嬉しかったです。
晴れの日モーニングセレモニーを行うところ |
授業
タイ語で進められることが多く理解が難しかったです。
図や数字が出てくるとなんとなく理解できました。
数学と体育は通じなくてもわかるので好きでした。
悩んでいるとバディが英語でこんな話だよと教えてくれました。
経済の授業で、タイ語を聴き取ろうとGoogle翻訳を使ってみたのですが、上手に翻訳はしてくれないことがわかりました。
わからないところはなんとなく雰囲気で理解しようとしました。
バディが日本に来た時は伝えれるように今から英語のスキルを向上させようと思います。
授業の詳しい内容は1週目の投稿のブログをどうぞ。
経済の授業で、タイ語を聴き取ろうとGoogle翻訳を使ってみたのですが、上手に翻訳はしてくれないことがわかりました。
わからないところはなんとなく雰囲気で理解しようとしました。
バディが日本に来た時は伝えれるように今から英語のスキルを向上させようと思います。
授業の詳しい内容は1週目の投稿のブログをどうぞ。
Free Time
非常に多いこの時間。
事前にもらっていた時間割ではちゃんと授業の予定。
なぜないのかはいまだに謎です。
この時間タイの学生は、図書館で勉強をしたり、プロジェクトを進めたり、宿題をしたり、しゃべったり、遊んだりと有意義に使っていました。
渡り廊下にちゃぶ台みたいな机が何個か置いてあったのが印象的です。
僕はこの時間大体はタイの学生と話していたか、遊んでいました。
関西弁について語ったり、タイ語を教えてもらったりしました。
また「叩いてかぶってじゃんけんポン」をしたり、とりあえずFree Timeは楽しみまくりました。
廊下を歩いていると知らない子が「こんにちは」と話しかけてくれたり急に日本語で自己紹介をしてくれる子がいたりと驚くことも多かったです。
食事
想像以上に辛いしかし、辛さは足していくスタイルなので意識して避けていけば大丈夫です。
でも、見た目が辛くないのに辛いものもあるので辛いのが苦手な人は注意が必要です。
辛さの他に日本食にはない味がありました。
慣れないものを食べてお腹を壊す人もいるので最初は食べ過ぎをしない方が良さそうです。
辛いものだけでなく甘いものも多くありました。
ココナッツミルクなどが使われているそう。
日本食が食べたくなっても大丈夫!
食堂の隣にある売店では、おにぎりをはしめ寿司、たこ焼きなどの日本食が売られていたので安心です。
売店はお菓子も充実しておりご飯後に買っている人が多かったです。
コアラのマーチやプリッツもありました。
一番気になったものは「TARO」というお菓子。
タイでは有名なお菓子みたいです。
サイエンスプロジェクト
今回の研修のメインはこれトランにあるelementary school に行き日本の学生とバディの10人で何かするというもの。
初めは、ホームセンターなどで材料を、揃えてロボット等を作ろうとしていました。
時間等の問題でそれは実現できず。
結局行ったのは、EV3(レゴのロボット)、Kid Bright(タイの教育省が作ったらしいプログラミングを学ぶことができるもの)、ソーティングゲーム(プログラミング?の仕組みが学ぶことが出来るもの)の3つをすることに。
あっという間に時間は過ぎるので少しの時間も大切に(2週間は短いです)
タイ側と日本側で思っていることの差が出てきたりしたのでしっかりとコミュニケーションをとることが大事。
学校のパソコンは日本語が打てないので自分のパソコンを持って行った方がいいと感じました。
事前にもっと深く、何をするのか、どのように行うのか、何ができるのか、を議論しておくべきでした。
当日
準備の時間がほとんどなかったです。
プロジェクトを行う場所が思っていたより小さかったり想定外のことが何個か起きました。
スケジュールを変更したりして対応をしました。
することに優先順位を決めておいて、時間がなかったらしないものを決めておいてもいいかなと思いました。
僕はEV3の担当をしていたのですがそこでは何もトラブルがなくて安心しました。
スマートフォンでEV3を操作します |
午後は日本の文化紹介的なものを。
折り紙でお相撲さんを作り「とんとん相撲」で遊びました。どうしたら勝てるのでしょうか。
最後はビンゴ
その前に数字を日本語で教えてからのスタート。
現地の子がとても元気で盛り上がりました。
大きなトラブルもなく終了でき良かったです。
休憩中に現地の子にタイの学生と間違えられてタイ語で質問をされたので日本の学生は何か目印をしていてもいいのかも。
ホームステイ
週末は各自バディの家に泊まりました。
この3日間でとても仲良くなりました。このホームステイ中にトランの観光地をほとんど巡ったと思います。
バディとクラスメイト、そしてバディの父に感謝です。
ホームステイ中の詳しいことは
https://thai-pcshs.blogspot.com/2019/09/oike-gaku.html?m=1
https://thai-pcshs.blogspot.com/2019/09/blog-post.html?m=1
https://thai-pcshs.blogspot.com/2019/09/blog-post_3.html?m=1
https://thai-pcshs.blogspot.com/2019/09/weekends.html?m=1
をご覧ください。
一人一人週末の過ごし方が違います。
ホームステイができるのもこの研修の特徴。
帰国時・後
お土産の買いすぎに注意を。重量オーバーになります。
出来るだけ荷物はキャリーバッグに詰めて手荷物は極力少なくした方がgood。
帰りは、タイの時間で23:59発(日本時間で1:59発)、大阪に7:30着というフライトでした。
機内ではほとんど寝ることができません。
寝ても途中、機内食が配られる時に目が覚めます。
枕やアイマスクなどがあれば少しは快適に過ごせるかも。
帰国した日はしっかり休んだ方がいいです。(帰国後に体調を崩した人もいたそう。)
今回の研修で覚えたタイ語
こんにちはおはよう
ありがとう
おやすみ
美味しい?
すごく美味しい
わからない
何?
名前は何?
私は__歳です。
ここに座って。
よろしくお願いします。
暑い
眠たい
雨
数字(1〜99と分数)
....etc
バディやクラスメイト、先生がたくさんのタイ語を教えてくれました。
次タイに行くときまでに話せる言葉を増やしておきたいです。
来年6月に「TJ-SSF」(は2018年度に開催されたもの)が今回行ったトラン校で開催!
TJ-SSFについてはこちら(2018年度の様子)
クラスメイトから「必ず参加してね」と。
参加できるように努力をします。
以上ありがとうございました。