こんにちは。
都市システム工学科2年の廣田敦志です。
5日目ということでだいぶ慣れてきました。
今日は私服での登校。
今日受けた授業は
・経済
・英語
・タイ料理教室
・コンピューターサイエンス
・ミニプロジェクト(後で説明する)
の5科目。
・経済
全部タイ語。
プロジェクターのセッテイングがうまく行かなくて30分潰れた。
その後にタイ語で授業が始まった。
全くわからなかった。
・英語
コミュニケーション英語。
今日は単語クイズをすることに。
出題者は先生。
学生は3チーム作り、競技を行う。
ルールは、先生が出すお題の単語を当てる内容。
出題者は先生。
チームから一人回答者を出し、チームメイトが出題された単語のヒントを英語で言う。
回答者が正当すればポイントが加算される仕組みの競技。
盛り上がってた。
僕も回答者として参加したけどすごく楽しかった。
生物学系の単語が多くて苦労した。
自分の語彙力が低いことを改めて感じて悲しくなった。
自分へ
早くクラスメイトの名前を覚えような。。
・タイ料理教室
グリーンカレーを制作。
コンロの形が非常におもしろい。
都市ガスは通っていない??
タイのインフラの現状を見てみたい。。。
タイでは油は袋に入っているのか...?
・コンピューターサイエンス
授業の前に何故か先生に捕まった。
昼食を一緒に食べた(2回目)。
謎すぎる。
先日紹介したタイ教育省が作ったマイコン(KidBright)で何かをつくる授業。
つまらないなぁと思っていたら面白い学生1を見つけた。
この学生については後に書く。
・ミニプロジェクト
なにこれ?
どうやら、自由課題を研究する時間だそう。
教科別に教室が別れて、学生が好きな分野の自由課題に取り組む。
僕のバディは数学の分野だった。
複雑な図形の面積を出すそう。
その時間に面白い学生2に絡まれた(ありがたい)
この学生についても後で書く。
・面白い学生1について
コンピューターサイエンスの授業で話した学生。
IoTに興味のある学生らしい。
話を聞くと、Arduinoで何かをつくるみたい。
そこで僕はこんなことを聞いた。
「この授業はつまらないでしょ?」
そう聞くと彼は、僕の言いたいことを察してくれたみたい。
KidBrightはスクラッチ言語でプログラムを書くが、ArduinoはC++言語ベースのArduino言語を使う。
KidBrightは教育向けマイコンなので、プログラミングは用意されたブロックを並べてプログラミングするだけ。
センサーなどは付いているが、彼の作りたいものには向いていない。
だから、彼に僕は聞いた。
つまらないでしょ?と。
彼はミニプロジェクトでIoTに取り組んでいるみたい。
センサーの話やコンピューターの話で盛り上がった。
あんなに熱中して話せたのは久しぶりだ。
彼いわく、「コンピューターサイエンスの先生が教えられるのはKidBrightだけ。」だそう。
つまり、彼は独学でIoTに取り組んでいる。
コンピューターサイエンスの先生がどんなレベルなのかは知らないが、学生が可哀想だなと思った。
この学生は化学系の技術者になりたいそう。
核エネルギーの話や、原発の話をした。
彼はやる気に満ちている。
すごい。
僕がなぜ都市システム工学科なのに、マイコンのことを知っているのかを説明したら聞いてくれた。
優しい。
やる気があって頭も良い学生がいるのに、環境が良くない。
もったいない。
彼にIoTを学ぶ環境を用意したいと思った。
なぜあんなに伸びしろのある学生がいるのに、環境が整っていないのだろう。
僕に何かできることはあるのだろうか。
彼らに学べる環境を用意したいと思った。
先生にセンサーの話をしてみたがよくわかっていなさそうだった。
(僕の英語が下手くそすぎるのもあるけど)
正直、びっくりしてしまった。
その学生と話すのに熱中したせいで次の授業に遅れたのは内緒。
寮で会う約束をしたので、夜に会いに行った。
話を聞くと、Linuxのインストール方法を知らないそう。
教えたい。。。
インストールしよか?と言ったらする。と答えてくれた。
少しでも彼のためになればいいな・・・
彼のルームメイトとも話せた。
皆日本のことが大好きで、日本の鉄道について話したり、日本の携帯事情について話した。
メーカーのシェア率とか聞かれた。
Appleが大多数と言った。
Apple高いとか僕が文句を言うと共感してくれた。
僕「Apple製品高いけどいいよね」
タイ人「わかる」
タイ人はどうやらSharpやSonyのスマホに興味がありそう。
なので手持ちのXperiaXZを見せることに。
すごく喜んでくれて嬉しかった。
彼らといろんなことを話せたら良いのだが。。
そういえば、面白い学生1がコンピューターサイエンスの後に面白いものを見せてくれた。
手作りの水耕栽培器だ。
マイクロコンピュータとセンサを使って気温、湿度などを計測し、wifiモジュールでスマホにデータを送り、アプリケーションに表示させる。
学生主体で作ったそうだが、多分授業を見た感じ独学だろう。。。。
・面白い学生その2
ミニプロジェクトで話しかけてくれた学生。
なんとイタリアに1年間留学してたそう。
語学が好きそうな学生だった。
日本語で名前を書いてと頼まれた。
その後に、タイの早口言葉であそんだ。
Ipad pro と Apple pencilほしい。。。。
現地学生は電子ノート派が多い。
いいなぁ。。。。
そんなことは置いといて。
どうやらイタリア語も話せるそうでイタリア語の早口言葉を教えてくれた。
僕は「r」の発音の巻舌が下手くそなようで、すごく笑っていた。
本当に語学が好きなんだろうなと言う印象が強かった。
いろんな国の言葉が好きみたい。
面白い学生だった。
余談
イタリアに留学してた面白い学生2にこんなことを聞かれた。
「何を信仰してるの?」
難しい質問するなぁと思っていたら質問した理由を述べてくれた。
「"Atsushi"は仏教に関係していてなんとかかんとか。。。。(聞けなかった」
僕はそのとき理解していなかったので流したのだが、後から気になったのでタイ人の先生に聞くことに。
すると、「"Atsushi"は出家した有名な5人修行僧のうちの一人」とのこと。
先生「This is "Atsushi".」
僕「はい???????????」
よくわかりませんね。
まぁ、面白いことを聞けたのでいいや。
派遣先の学校には面白い学生がたくさんいます。
本当に彼らは同年代なんだろうか。
彼らを見て、自分の視野が狭いことに何度も気が付きました。
もっと広い視野を持たないとなぁ。。。
彼らと関わって刺激を受けています。
頑張らないとな・・・
余談2
チュラポーン王女サイエンスハイスクールの学生がなりたいものは、医者か技術者?だそう。
でも、タイには技術者を育成する学校が無いらしい・・・・?
卒業するにはある程度のGPAスコアが必要だそう。
来月には春休みらしい???
日本に来るチャンスあったら来る?と聞いたら皆、行きたい!と言う。
交流が盛んになればいいんだけど。