2019年8月25日日曜日

タイ高校留学スタート!

2019年度夏期海外研修として新設された「タイ高校留学」。その第1期生の5名が、8月24日(土)関西空港を出発しました。バンコクを経由し、目的地のクラビ(Krabi)に到着したのは夕方でした。



本研修の派遣先は、クラビから車で1時間ほど離れたトラン県にある国内随一の学校・チュラポーン王女サイエンスハイスクール・トラン校(PRINCESS CHULABHORN SCIENCE HIGH SCHOOL TRANG)です。本校と同校は2019年2月に学術交流協定を締結して以降、教員間の交流はありましたが、学生間の交流は今回が初めてとなります。

とは言え、双方の学生はこの間、オンラインツールを用いて親交を深めてきました。自己紹介から始まった数か月の準備期間を経て、本日「初めての再会」を迎えました。



研修ではバディによるサポートを受けながらトラン校の通常授業を受けます。ただ、それ以外の課外活動などは、日タイの学生が一緒にアイデアを出し創り上げていくことになります。

特に双方の学生がそれぞれの専門性を持ち寄り協働で取組むサイエンスプロジェクトは、研修の1つのテーマである"Serve the Community"のもと、地元トランのゴムの木の廃材などを利用した教育玩具を作成し、地元の子どもたちに披露する予定です。これも準備段階の計画ですので、これから学生同士でアイデアを出し議論を重ね形にしていく中で様々な変化やスパイスが加わることになるでしょう。

本研修が、将来両国を背負って立ち、両国の架け橋となる理工系人材の育成に寄与するものであると同時に、お世話になるトランの方々にも学生の「熱」が伝わる熱いものになってほしいと思います。

一生忘れることのない2週間がいよいよ始まります。

(文責・引率教員)

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